106円台

先週、別のホームページで書いていた内容を時系列で転記。
月曜日の午後四時頃、
「108.02-06円。
これ、今晩もっとドル安・円高に振れるかも。
やっぱり今年は円高になりそうだね。輸出関連企業は厳しくなるかも。」

火曜日の朝8時には、
「昨日は107.33-37までドル安になって、今はその戻しでまた108円台。
長い下ヒゲがでると反転すると言われるけど、あまり大きく戻すとは思えない。
暫く揉み合ってドル安・円高方向へ行きそうに思う」
となり、水曜日の朝には、
「円の今年の最高値を切ったので、このままドル安・円高に行きそうな気配だね。
ここ3週間で114.64円から106.64円まで一気に8円も円高。凄いとしか言いようがない。」

木曜日の朝7時頃、
「昨日は105.90までドルが下げた模様。
で、いまはその反動で107.53-57くらい。
でもその上げもあまり力がなさそう。
また揉み合いながら下げていくんだろうな。
私は円高ってのは国力を高めると思っているんだけど、輸出企業とそれに頼る政府はなかなか円高を歓迎しないだろうね。
結局、政治の無策がこういう円の乱高下の原因なんだろうな。
アメリカは、サブでないプライムローンで有るはずのアメックスがローン支払い延滞問題が出てるし、こちらも景気減速は明か。」

金曜日の朝9時頃、「再び106円台前半へ」というタイトルで、
「こんな説がある。
 ずっと円安だったわけで、ドル換算レートだと日本の国力はかなり低く評価されている。でも実際問題としてそれはあまりに過小評価され過ぎ。
 話は変わって、大体の話で、韓国ウォンと円のレートは10ウォン=1円が相場。
だけど今は10ウォン=1.1円くらいなので、実体経済を考慮すれば10ウォン=1円が適正なもののはず。
だから、その比率までドル円レートを換算すれば適正なドル円レートが出るというもの。
ちなみに現在106.30程度だから上記のレート換算をすると95円台が適正ではないか?と言う説。
韓国も現在ウォン高だけど、それで大騒ぎしているかというとそんな事はない。
だから、日本円も95円になったらなったで何とかなるはずだ、と言うのだけど、どんなもんでしょうね?
何となく納得できる気もする。」
なんて事を書いた。

これは韓国ウォンはローカル通貨であって、円の保証なしではドルとの交換が出来ないことを意識してのもの。
まぁ、円もローカル通貨でしかないので自慢できるもんでもないんだけど。
もうすこし、円の力をつけてアジアで今以上に流通できるようにした方が良いのでないかな?と言うのが私の意見。

なんにしても90円台に突入するのは、もはやあり得ない事ではなくなってきた感じ。
アメリカの高官も「もはや為替市場に政府が介入すべきでないし、すれば変動幅が大きくなり混乱を起こすだけ」と言っている。
円高阻止はもはや出来ないのだろう。